入間川のアユ、ヤマメ、オイカワ釣りと増殖事業。入間漁業協同組合(埼玉県飯能市)

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新年度事業計画、役員人事案件等全議案承認。第63期総代会開催

議案審議の冒頭、挨拶する古島組合長

当組合は14日、第63期通常総代会を飯能市林業センターで開催し、令和8年度事業計画案、同予算案、役員改選議案など上程した全8議案について承認を得ました。増殖事業として、同年度はアユ(海産、人工産含む)800キロ、ヤマメ成魚200キロなどをそれぞれ入間川(一部成木川)へ、ワカサギ卵1000万粒を名栗湖へ放流することなどが決定しました。入間川水系では3月1日午前5時にヤマメ釣りが解禁します。

議案審議に入る前、古島組合長が「入間川の水位が下降していますが、現在の状態なら3月1日解禁に向けてのヤマメ放流(2月28日予定)は実施できそう。きょうは、1年に1回の機会ですので、総代の方々からは、活発なご意見を頂戴したい」などと述べました。

西川美穂・県農林部生産振興課副課長、舟田一与・県水産研究所副所長、鈴木邦雄・県漁業協同組合連合会参事のほか、当組合事務所所在地である飯能市を選挙区にした内沼博史県議=自民=も来賓として出席。同県議は「川を守り、関連したさまざまな活動をしていただいていることに感謝申し上げます。県議会は農林水産業振興条例を数年前に作りました。県の水産業を守っていただいているのは、皆さま方。今後も川を守り、川を活かす活動を一緒にやっていきたい」などと挨拶しました。

議案は、①令和7年度事業報告、財産目録、賃借対照表、損益計算書、利益金処分案について②令和8年度事業計画案、予算案③令和8年度経費の賦課及び徴収④令和8年度役員報酬について⑤令和8年度借入金最高限度額⑥令和8年度余裕金預け入先⑦遊漁規則、行使規則⑧役員改選。慎重審議の結果、全議案とも承認を得ました。

役員改選の人事案件は、任期満了に伴うもの。理事(新任含む)とともに、組合長に古島氏、副組合長に平沼啓祐氏、町田喜久男氏、川崎正氏の再任が決まりました。任期は3年間です。

【令和8年度種苗放流計画】

▽海産アユ=200キロ、人工産アユ=600キロ▽ヤマメ成魚=200キロ▽ニジマス=300キロ▽ナマズ=1000匹▽ワカサギ卵=1000万粒▽ドジョウ=20キロ▽フナ=100キロ▽ウナギ=10キロ▽ウグイ=70キロ。※ウグイ、カジカ、オイカワ、フナ、コイの産卵場も整備。

【各魚種解禁日】

▽3月1日午前5時=ヤマメ、イワナ釣り▽6月1日同=アユ友釣り、アユルアー釣り(入間川は小岩井取水堰より下流、成木川は奥多摩漁協との共同漁場より下流)▽7月1日同=毛ばり釣り(ドブ釣り)、オランダ釣り、アユエサ釣り(チンチン釣り含む)▽8月1日正午=投網(豊水橋下流の砂防ダムより下流。釣り専用区除く。10月31日まで)▽同5日午前5時=地引網(狭山市田島堰より下流。釣り専用区除く。9月30日まで)▽11月1日同=ワカサギ釣り(3月31日まで)。

【ニジマス特別解禁】

▽3月15日正午=狭山市広瀬橋上流▽4月11日同=飯能市原市場(清流園付近)。いずれも増水及び悪天候の場合は中止。

【投網特別解禁】

▽10月第2土曜日正午~10月31日まで=①名栗地区(有間橋~開運橋間)②原市場地区(鹿の戸堰~石原橋間)③飯能地区(宮沢湖取入口~本郷取水堰間)③西武地区(中橋~新豊水橋間)。

解禁待つ名栗地区の谷。28日にヤマメ放流

飯能市名栗地区の入間川国際興業「柏木橋」バス停付近

数日前に雪が積もった飯能地方。3月1日の渓流釣り解禁を前に、谷のコンディションはどうだろうかと、ヤマメ釣りの主要地区、名栗地区へと車を向けました。

国際興業バスの停留所「柏木橋」付近の県道沿いに停め、谷を覗くと、河原も、民家に続く土手も数日前の雪が残って、寒風景。でも、胸躍る春はすぐそこまで。ヤマメ釣りに歩調を合わせるようにやってきます。

谷は静か。釣り人を受け入れると、一気に活気づく

台風など大雨の影響で、山林から土砂が流出。渕が埋まるなど生息環境が昔と比べて悪化している河川ですが、ヤマメやイワナは逞しく生きています。