入間川のアユ、ヤマメ、オイカワ釣りと増殖事業。入間漁業協同組合(埼玉県飯能市)

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【名栗湖ワカサギ釣り情報】午前中で200匹超!良型揃いの解禁日

桟橋では見事、七匹掛け!

ワカサギ釣りシーズン、到来。

飯能市下名栗の名栗湖で1日、ワカサギ釣りが解禁し、この日を待ち侘びた釣り人たちが朝早くから駆け付けました。

解禁は、午前7時。名栗カヌー工房の桟橋から18艇(19人)が、ロープで区切られた釣り場へと出船。桟橋では、3人が水中へと仕掛けを投じました。前夜、飯能地方は強い雨が降り続け、解禁日当日の天候が心配されましたが、一夜明けると穏やかな釣り日和となり、関係者はほっ。

名栗カヌー工房直下の入り江が名栗湖のワカサギ釣り場

先月下旬の試し釣りは、今後の同湖のワカサギ釣りに期待が持てるものでしたが、解禁日も絶好調。ボート釣りが特に良く、釣り場全体が大いに沸きました。例年と比べ、今季のワカサギは良型が目立ち、5センチ~12センチがほぼ間断なく姿を現し、皆「今年のワカサギは大きいね!」「シシャモみたい!」。

午前中だけの釣果。良型揃いです

さいたま市からやってきた魚類研究者で「埼玉県の魚類」(さきたま出版会)の著書を持つ金澤光さんは、午前中の段階で200匹超を達成。「名栗湖はへら釣りをやる人がいないし、生活排水の流入もないので水質は良好。ここで育ったワカサギは、大変美味しいです」と満足げ。

桟橋では、武蔵村山市から訪れた石原守さんが、「7匹掛け」をやってのけ、周囲の喝采を浴びていました。

天候の心配もなく、まさに釣り日和。湖上に銀鱗が輝きます

名栗湖ワカサギ釣りの問い合わせは、当組合か認定NPO法人名栗カヌー工房(979・1117)へ。

有間橋から上流「渓流区域」。10月1日から来年2月末日まで全魚種禁漁(アユ除く)

有間橋袂に掲出の「渓流区域」のお知らせ

当組合では、飯能市下名栗の入間川に架かる「有間橋」から上流について、「渓流区域」に設定しています。同区域については、10月1日から翌年2月末日まで、アユを除く全魚種禁漁ですので、ご注意ください。

名栗湖に通じる有間橋。同橋から上流が渓流区域

有間橋から下流については、雑魚(オイカワ、カワムツ、ウグイなど)、ニジマス(未放流。名栗湖から落ちてきたものが釣れることがあります)を通年釣ることができますが、10月1日から翌年2月末日までの間でヤマメ・イワナが掛かった場合は速やかにリリースしてください。遊漁料はルアー・フライの場合、「雑魚リール釣り」の「特乙種」700円(店売り)です。

【名栗湖ワカサギ釣り情報】さあ、解禁!釣り客受け入れ準備万端!カヌー工房

湖面へ下る階段前に設置された料金案内などの掲示

名栗湖のワカサギ釣り解禁まで、きょうを含めあと3日。釣り客を受け入れるNPO法人名栗カヌー工房(山田理理事長)の準備も万端です。

完成した男女別屋外トイレ

これまで、トイレについては建物内の事務所近くに男女それぞれありましたが、カヌー利用者や釣り人が使用するには、カヌー製作など利用者がいる施設内を通り抜けなければならず、利便性が高いとはいえませんでした。それが、今季のワカサギ釣り解禁に備え、湖側の施設出入口脇に男女別の屋外トイレを新設。これにより、各段に便利になりました。

専用ボートはメンテナンスを終え、桟橋も受け入れ準備完了

15艇の専用ボートはすべてメンテナンスを終了し、あとは出番を待つばかり。ただ、桟橋については、今季から使用すべく新たな桟橋を製作、水位が上昇すれば稼働するはずでしたが、ダム湖の都合で水位が戻らず、そのため、陸上に待機したままという残念な結果となってしまいました。既存桟橋は一度に20人の利用が可能です。

名栗カヌー工房のボート及び桟橋の利用時間は、午前7時から午後4時まで。問い合わせは、認定NPO法人名栗カヌー工房(電話042-979-1117)。水曜定休。名栗湖での遊漁券は同工房で販売しています。