入間川のアユ、ヤマメ、オイカワ釣りと増殖事業。入間漁業協同組合(埼玉県飯能市)

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あすの解禁備え、ヤマメ成魚放流。有間橋から上流、名郷地区まで24か所

いよいよ、3月1日は入間川のヤマメ釣り解禁日。当組合は前日の28日、上流部に設定している「渓流区域」にヤマメの成魚、約250キロを放流しました。例年にない渇水のため、間を開けての放流はカワウの食害を助長してしまう恐れがあるため、解禁日前日という直前放流となりました。※文末にヤマメ放流箇所のマップあり。

名栗支部を中心にした午前10時からの放流作業には、吉田俊彦・齋藤竜也両理事の呼び掛けに呼応して各地から参集した釣り人有志ら合計40人近くが参加。古島組合長(前列右2人目)の挨拶、放流手順や作業上の注意事項の説明後、複数の車に分乗、渓流区域最下流の有間橋から上流名郷地区まで順に分散して放しました。

名栗の山里は、いままさにスギ花粉大量飛散の真っただ中。地元曰く、山は「知らない人が見たら、山火事のよう」なありさま。当地は古くからのスギの主産地ですが、今春のような大量飛散は過去にあまり例がないとのことです。ヤマメ釣りは万全の対策でお出かけください。

●28日実施のヤマメ放流箇所マップ

「名栗川の下流端はどこ?」。明治10年の古地図で判明!

古地図では、入間川合流点から上流を「名栗川」と表記しています

入間川上流域の別称として「名栗川」が用いられることがあります。若い人たちではなく、流域の齢を召した方々がそう呼んでいるようですが、名栗川とはどのあたりを指すのでしょうか。

名栗川の起点は当時の名栗村。では終点はどこ?。入間川の飯能河原から上流域を名栗川と説く書籍などはありますが、いま一つ確信が持てません。

後方、落合地区側から成木川を受け入れる入間川

明治10年1月作成の古地図を見る機会がありました。示されているのは現在の飯能市落合地区。大きさは縦横約2.5メートルで、人家、農地、道路、水路などが克明に手書きされています。同10年は西南戦争勃発の年、今から約150年前の古地図です。地図が正確なものであることを証明する「百姓惣代」「立会人」「戸長」の名も記されています。

落合地区は、当組合事務所のすぐ西側の県道二本木飯能線西方に位置する田園風景の残る自然豊かなエリアで、地区の西側は東京都青梅市、南側にはなだらかな加治丘陵が東の平野に向かってのびています。

その古い地図になんと「名栗川」の河川名が示されていました。上記画像は全体図の一部分をトリミングしたもので、場所は当組合事務所のすぐ北西側。入間川(青色)、道路(赤色)、堤防(黒色)などが手書きされ、「入間川」の上に「名栗川」の文字がありました。

「名栗川」は現在の入間川で、その左は入間川本川のような描き方ですが、支流の成木川です。ここが入間川と成木川の合流点であり、入間川合流点までの入間川が「名栗川」と呼ばれていたことが分かりました。長年の個人的な懸案事項が解決しました。入間川と堤防の間に青色で水線が書かれていますが、こちらは支流ではなく、下流地区への灌漑用水路です(現存していません)。

なお、国土地理院の現地図には名栗川の表記はなく、本川すべて入間川です。正式名称は入間川ですが、個人的には上流域の人たちが親しみを込めて呼ぶ「名栗川」の通称名が好きです。ヤマメ、イワナが泳ぐ清冽の名栗川。山里の釣りの風情を醸すのは、「名栗川」であるような気がしてなりません(当ブログの記事は正式名称を採用)。

【名栗地区無料駐車場】アクセス良好!今年も開設!水辺近接の釣り人専用駐車場

国際興業バス停「柏木橋」対岸上流の無料駐車場

今年も、渓流釣りファン用に名栗地区3か所に無料駐車場を開設しました。所在地は昨年と同じです。アクセスは下記を参考にしてください。

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