入間川のアユ、ヤマメ、オイカワ釣りと増殖事業。入間漁業協同組合(埼玉県飯能市)

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渇水の入間川。飯能地区では瀬切れ現象も

飯能大橋下流入間川。日を追って水位が下降しています(17日午前)

雨らしい雨が降らない飯能地方です。飯能地区の入間川も上流での取水もあり、日増しに水位が下降しており、場所によっては水面を流れる水が途切れ、河床が露出する「瀬切れ」現象も起き始めています。

飯能大橋と矢川橋のほぼ中間付近の入間川(17日午前)

飯能大橋下流では、とろ場へ続く瀬で河床の石が現れ、上下流への魚の移動に影響が出始めています。流れ込み付近はアユ、オイカワ、カワムツなどが溜まり、人の気配を感じると右往左往、蜂の巣をつついたような状態です。下流、矢川橋までの間でも普段なら水中に没している石が軒並み顔を出し、流れも細々です。

オトリアユ矢颪販売所の平沼啓祐さん(副組合長)も、「このような渇水は、記憶にない。初めてではないか」と話します。天気予報でも今後まとまった降雨は期待できそうもなく、関係者は天を仰ぐばかり。一雨欲しい入間川。アユの姿は流れに数多く確認できます。