
東京都西多摩郡奥多摩町を流れる大丹波川で23日午後4時半頃、渓流釣りをしていた男性(50代)がクマに襲われ、顔をひっかかれる被害が発生。クマは子グマと見られ、その場から逃げたとテレビ、新聞等で報道されました。それによると、町内でのクマ目撃情報は70件近く寄せられており、クマによる人的被害が発生したのは数年ぶりとのことです。
大丹波川は、管理釣り場やキャンプ場が流域に開設され、シーズンには大勢の行楽客が訪れる同町でも観光の要所。首都圏の釣り人なら一度は足を運んだことのある身近な川です。被害に遭った男性は、「奥茶屋キャンプ場」から北西に約200メートル離れた大丹波川でヤマメ釣りをしていました。
飯能市の入間川は、尾根を挟んで大丹波川と隣り合っています。現場から入間川までの距離は最も接している箇所(名栗地区)で約3・5キロメートル。1キロメートルほどのところには登山で人気のある「棒ノ折山(棒ノ嶺)」(標高969メートル)があり、とても無関心ではいられません。
今回のクマ被害は幸いにも人命への影響はありませんでしたが、入間川や成木川など飯能地方の川にやってくる釣り人の皆さんも他人事のように受け止めないでください。実際、名栗地区ではこれまでクマが捕獲されているほか、アユルアーのメッカでもある原市場地区の千歳橋付近では釣り人がクマを目撃しています。
入間川で渓流釣り、アユ釣りをする際は、たとえ市街地周辺であっても十分に注意を払い、クマ避けの鈴などともに万が一に備えて「クマ撃退スプレー」などの携行が求められています。
魚が良く釣れる時間帯の朝夕のマズメ時は、クマが活発に行動する薄明薄暮時の時間帯とほぼ一致します。日中の釣りでも注意が必要ですが、朝夕のマズメ時はさらに一層、周囲へ意識を向け、細心の注意を払ってください。
飯能市によると、市内での今年のクマ目撃情報は8月25日現在で16件。最近は、8月9日に上名栗地区、同2日に吾野地区の北川地内、6月と7月には下名栗地区諏訪神社付近で目撃されています。
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