入間川のアユ、ヤマメ、オイカワ釣りと増殖事業。入間漁業協同組合(埼玉県飯能市)

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【袖山達典さんのアユルアーレポート】食む時間狙い、短時間勝負 vol.7

毎年、入間川は7月後半から渇水になり、水深20〜30センチほどのシャローを釣っていくテクニカルなアユ釣りになります
 
しかし、今年は稀に見る空梅雨で、梅雨明け後もまとまった雨が上流に降ることはなく、災害級の渇水状態にあります。
 

水深は15センチあればよく、ほとんどが干上がった〝瀬切れ〟という状況。水温も33度。そんな中でもアユは懸命に生きています!
 
縄張りを持たず、少数の群れでいくつかの石をシェアして回るアユですが、1日に数回の喰みタイムだけは唯一ルアーで狙う事ことができます。
 

友釣りでチャレンジするも竿の影で散ってしまうため、今回は短いトラウトロッドで実釣です。だいたいの食む時間は把握していたので、そこを狙って短時間勝負。1時間で「つ抜け」して終了しました。サイズは19~20センチでした。
 
8月28日現在、有間ダムの放水に加え、久々のまとまった雨で水位は戻り、フレッシュな水が入ったことでアユを始め、入間川に棲む様々な生き物にとって恵の雨となりました!
 
アユ釣りシーズン後半です。これからは、サイズを狙って釣行してみてはいかがでしょうか?
 
◇タックル
・ロッド=trout signal
・リール=STRADIC2000s
・ライン=UPGRADE X8