
当組合は16日、飯能市の阿岩橋上流の入間川で、児童によるウグイの体験放流を実施しました。放流作業を通して自然の大切さを知り、川の生物にも関心を持ってもらおうとする恒例事業の一つです。

体験したのは、当組合近くの市立加治東小学校4年生の子どもたち。用意されたウグイは10センチ~20センチの大きさで、総量約30キログラム。河川内に仮設置されたイケスから子どもたちのいる河原まで組合員が数匹ずつバケツで移動し、容器に投入。子どもたちは容器内で泳ぐウグイを各自ビニール袋ですくい、水辺に近づいて放流しました。

参加した子どもたちは、これから川で育っていくウグイに向かって「元気で大きくなってね」などと声をかけたり、作業に夢中になって、洋服を濡らしてしまう子も。容器に移したウグイがいなくなると、「もっと、放流したい!」「魚、くださーい」などと求める子も続出。放流への関心の高さを伺わせる事業となりました。
※学校からの要請により、子どもたちの撮影は顔が特定できないよう後方からなど工夫して撮影しています。一部、ぼかしもかかっています。